「後継者がいないからM&Aで事業承継しよう」のイケてなさ
断言します!
「後継者がいないからM&Aで事業承継しよう」はイケてない!
イケてないポイント① 【期限が明らかでない】
想像してください。
ここはあなたの会社の営業会議です。
「今月の営業予算は達成するのか?!」
「申し訳ありません。」
「先々月からの見込み客にはいつになったら売れるんだ?!」
「…いつか…、あのー…、今の時点ではなんとも…。」
イケてねーなー。
イケてないポイント② 【他人任せな点】
「おーい、他人(M&A仲介会社)さーん。私の会社はいつ、いくらで売れますかー?」
「おーい、他人さんが連れてきたそのまた他人(買い手候補)さーん。いつ、いくらで買ってくれるのですかー?」
イケてなくないですか?
それでも昨日まで「オレは何でもできる!」と部下たちに威張ってきた社長ですか?
イケてないポイント③ 【希望の価格で売れるかわからない】
もう一度言いますよ。
会社を売り飛ばされ、今までの生活水準を下げて、社会の誰にも相手にされず、生きていきますか?
誇張してすみません。全力でお詫びします。これはあくまでも最悪の事態です。
「M&Aで事業承継」はつまり他人任せです。他人任せにした時点で、こんな最悪な事態になってもあなたは誰にも文句は言えませんよ。
イケてないポイント④ 【そもそも後継者がいない点】
あなたのことを社員達は数十年間「口うるさい給料袋」としか見てこなかったということですよ。
または有望な社員がいたら、あなた自身が「自分を脅かす存在だ!」と切り捨ててきたということですよ。
M&AはM&Aでやってください!
上手なM&Aはイノベーションを起こす素晴らしいものです。
私も素晴らしいM&Aの事案を知っています。
事業承継の世界と安易に結びつけないでください。
「M&Aからオーナー社長を守る党」を作ろうかな?
なーんて、もちろんそんなことはしませんよ!(笑)
これ↓↓
【逆算式事業承継】
を私はやっています。
①期限を定める。 オレは○歳で引退する!
②自分で進める。 事業承継はオレの最後の最大の仕事だ!
③自分で自分の退職金を決める。 ○歳の時に○○○○○万円の退職金を受けとる!
④後継者を自分で育てる。 オレの後継者はアイツだ。そして彼を支える幹部も育ててある!
そんな【逆算式事業承継】です。
詳しくは次のブログで!
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代表取締役 事業承継士/中小企業診断士 林 薫
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