「友達以上・恋人未満」じゃなくて、「部長以上・取締役未満」のおじさん達が事業承継に立ちはだかる!
あなたには「友達以上・恋人未満」の人はいるだろうか?
やめましょう。こんな話は。
あなたの会社に「部長以上・取締役未満」のおじさんはいるだろうか?
本題に入る前に、私はこんな言葉も思いつきました。
「愛馬を川に連れていくことはできるが、水を飲ませることはできない」
「息子を取締役にすることはできるが、後継者にさせることはできない」
若い後継者候補の人にとって、あなたの会社の「部長以上・取締役未満」のおじさん達は、頭の痛い問題です。
・自分より社歴が長い。
・自分より会社のことをわかっている。
・役員(取締役)でもないので簡単には辞めさせられない。
・とはいえ、うっかり取締役にしたら、自分に反対する勢力に取締役会でマジョリティを握られてしまうかもしれない。
・現社長、もしかしたらあなたのお父さん、の趣味嗜好をあなたよりもよくわかっている。(まるで恋人のように?笑)
・つまり、どんなことを言ったらあなたのお父さんがたちまち上機嫌になるのかを、そしてこの「ゴールデンワード」の使用可能頻度がどのくらいかも知り尽くしている。
・若い社員、特に女子社員からの評判はすこぶる悪い。
・けれど、老獪(ろうかい)な彼らは、若い人たちにどんなことを言ったら嫌がるかをよくわかっています。そして「〇〇ハラスメント」と訴えられてしまうような範囲の縁を沿うような言葉を浴びせかけるのが得意。
とはいえ、あなたの会社の「部長以上・取締役未満」のおじさん達は自分自身が後継社長になろうとは一ミリも思っていません。
彼らの頭の中は、徒党を組んで既得権を守り、つまり昨日と同じ明日が来ることを愛し、できるだけ「セキニン(責任)」を負わないまま引退するその日を待ちわびています。
あー。困りました。
話は広がってしまいますが、続けます。
私も社長ですが、雇用主から見た「働き方改革」は、まるで徳川五代将軍綱吉が発令した「生類憐みの令」ならぬ「社員憐みの令」ですね。
雇用主は〇〇ハラスメントの対策をしなければならない。〇日分の有給を必ず消化させなければならない…。
ここまでやらなければならないなんて、社員に給料を払うというより、逆に社員から手数料をもらわないと会社が成り立たないのではないかと考えてしまいます。
(江戸時代の丁稚奉公はこんな仕組みだったのかな?)
なるほど。誰も後継社長になりたがらないとはこういうことか。
正直なところ、私にも特効薬はありません。
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やられっぱなしはご免だよ!
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